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島根で来年原爆展 二世の会「つながり深める」

 島根県被爆二世の会(松浦広昭会長、100人)は1日、松江市内で役員会を開き、来年の被爆70年の記念行事として原爆展の開催を決めた。被爆体験の継承と、県内被爆2世の交流を図るのが目的。

 役員会には、松浦会長(65)=同市=たち会員7人と、県原爆被爆者協議会の原美男会長(87)=同市=が参加。松浦会長が「被爆2世として、70年に何かしなければならない」と、原爆展の開催を提案し、了承された。

 この後、準備委員会を設け、来年7月25、26日、同市の県民会館での開催を決定。原爆のパネルなどを展示するとともに、被爆2世が交流する談話スペースも設ける案が出された。

 松浦会長は「親世代の被爆者の思いや運動を継承するため、被爆2世同士のつながりを深めたい。一人でも多くの2世に参加してほしい」と話している。同会事務局Tel090(3740)8863。(川井直哉)

(2014年8月2日朝刊掲載)

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