被爆の記憶 絵で表現 江津市役所で展示
14年8月5日
原爆の悲惨さを伝える絵の展示が、江津市役所1階ロビーで開かれている。8日まで。
主に被爆者が1945年8月6~10日の広島市内を描いた22点。原爆投下直後に渦を巻いて上昇する火柱や、水を求めて救護所へ避難する人々の姿を生々しく描き、「きのこ雲以外の空は雲一つない真夏の晴天であった」など当時の様子も文章で絵の中に記している。
江津市が原爆資料館(広島市中区)に貸し出しを依頼した。新聞販売店従業員梶川勇さん(72)=江津市桜江町=は「当時は岡山県に疎開していた。原爆の恐ろしさが伝わってくる絵ばかりで、核兵器はなくすべきだと強く感じた」と話していた。(松本輝)
(2014年8月3日朝刊掲載)
主に被爆者が1945年8月6~10日の広島市内を描いた22点。原爆投下直後に渦を巻いて上昇する火柱や、水を求めて救護所へ避難する人々の姿を生々しく描き、「きのこ雲以外の空は雲一つない真夏の晴天であった」など当時の様子も文章で絵の中に記している。
江津市が原爆資料館(広島市中区)に貸し出しを依頼した。新聞販売店従業員梶川勇さん(72)=江津市桜江町=は「当時は岡山県に疎開していた。原爆の恐ろしさが伝わってくる絵ばかりで、核兵器はなくすべきだと強く感じた」と話していた。(松本輝)
(2014年8月3日朝刊掲載)