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68ヵ国とEU代表参列 平和記念式典 広島市が発表

 広島市は4日、平和記念式典に参列する海外代表が、68カ国と欧州連合(EU)になったと発表した。米国のキャロライン・ケネディ駐日大使の出席通知も正式に届いた。

 米国の政府代表の出席は5年連続。ケネディ氏は昨年11月に着任後、初の広島訪問となる。他の核兵器保有国では英国が大使、フランスが総領事、ロシアが1等書記官の派遣を決めている。中国は欠席する。

 いったん出席の連絡が来ていたモルディブ、アルゼンチンなどが辞退し、7月15日の当初発表から3カ国減った。

 初参加はカンボジア、ギニア、キプロス、ポルトガル、リベリアの5カ国。式典では代表として、アルジェリア、ベルギーなど6カ国の駐日大使が原爆慰霊碑に花を手向ける。希望者は5日、原爆資料館の見学や、被爆者の小倉桂子さん(77)=中区=の英語による体験講話などの行事にも参加する。(田中美千子)

(2014年8月5日朝刊掲載)

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