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広島市議会議長が集団的自衛権言及 平和記念式典で方針

 広島市議会の碓井法明議長は4日、市議会棟で記者会見し、6日の平和記念式典で読み上げる式辞で、政府が閣議決定した集団的自衛権の行使容認に触れることを明らかにした。「集団的・個別的自衛権など、わが国の平和の在り方をめぐって議論がなされている」とのくだりという。

 碓井議長は3歳の時に爆心地から約2キロの牛田町(現東区)で被爆した。「広島は平和憲法を守る最後のとりでにならないといけない」と話した。

(2014年8月5日朝刊掲載)

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