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被爆者と若者がトーク あす広島市中区 学生企画「同じ目線で」

 広島県内の学生7人が、被爆者と語らい、平和を考える催し「はちろくトーク」を、6日午後3時から広島市中区紙屋町の共同オフィス「シェイクハンズ」で開く。「若者が気負わず、膝を突き合わせて被爆者と語る場に」と初めて企画した。

 埼玉県の被爆者、坂下紀子さん(71)が戦後に被爆者が受けた差別や、健康不安について語る。参加者も自分たちの生活に引きつけて意見を交わす。

 7人は広島大(東広島市)と県立大(南区)市立大(安佐南区)に通う。学内外で平和活動に取り組む中、インターネット交流サイトのフェイスブックでつながった。

 代表の広島大4年波多野瑠璃さん(22)=広島市=は「被爆者と同じ目線で語り合えば、若者も原爆をもっと自分の問題として考えられる」と期待している。ワンドリンク付き500円。問い合わせはteam8.6talk@gmail.com(加納亜弥)

(2014年8月5日朝刊掲載)

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