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核兵器保有国に警鐘 原爆ポスター展始まる 広島市中区

 広島市安佐南区のグラフィックデザイナーで被爆者の深田利幸さん(76)の作品を集めた「原爆ポスター展」が4日、広島市中区の中国新聞ビルで始まった。8日まで。

 黒い雨から逃げ惑う人々を描いた水彩画や、被爆建物である旧陸軍被服支廠(ししょう)(南区)の赤れんがと窓をクローズアップして描いた日本画など22点を展示。「恐怖の核実験はやめろ!」と、核兵器保有国に対して警鐘を鳴らしている作品もある。

 佐伯区の写真家石田稔さん(74)は「原爆に遭った人だからこその迫力を感じる」と見入っていた。(福田彩乃)

(2014年8月5日朝刊掲載)

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