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灯籠に浮かぶ平和の誓い 三次市三良坂

 三次市三良坂町の三良坂平和公園で3日夜、「平和のつどい」があった。市民たちが手作りした約千個の灯籠が広場を彩り、訪れた約580人は、白いハトの形の風船を飛ばして平和を祈った。

 「戦争に反対します」「ずっと仲良く」―。市内外の幼児や小中学生、お年寄りが誓いを託した灯籠。広島市中区の平和記念公園の「平和の灯」から採った火で点灯すると、同公園の「原爆の子の像」に手向けられた折り鶴を再利用したちぎり絵が浮かんだ。

 手をつなぐ人、地球、ハート…。花火を描いた三良坂保育所年長の谷口浬央君(6)=十日市南=は「きれいにできた」と笑顔。母親の佑美さん(37)は「家族で安心して暮らせることに感謝したい」と話していた。

 野外ステージでは、三良坂、吉舎、甲奴中の生徒計19人が市平和非核都市宣言を朗読。市原爆被害者協議会の時丸卓爾会長(82)=三和町=が戦時中の体験を語った。三良坂町出身のビオラ奏者沖田孝司さん(56)=広島市安佐北区=たちによる平和コンサートもあった。(松本大典)

(2014年8月5日朝刊掲載)

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