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「青少年大使」に高校生2人任命 ユニタール広島

■記者 金崎由美

 被爆地から平和外交を担う人材を養成するため、国連訓練調査研究所(ユニタール)広島事務所が初めて募集した「ユニタール青少年大使」が18日、高校生2人に決まった。広島市中区の原爆資料館で任命式があった。

 舟入高2年竹内百合さん(17)=中区=と基町高1年佐々木大樹さん(16)=尾道市。外交や国際貢献をテーマにした応募作文を寄せた県内の高校生46人から選ばれた。

 アレクサンダー・メヒヤ所長が「将来、外交や平和のため尽くしてほしい」と激励。佐々木さんは「国際協力や平和構築への意識を向上させたい」、竹内さんは「外交をしっかり学びたい」と抱負を述べた。青少年大使の任期は来年6月末まで。外務省や国連機関を訪問する東京での研修やユニタールの勉強会に参加する。

(2010年10月19日朝刊掲載)

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