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平和賞サミット 歓迎ムード演出 広島市、バナー設置

■記者 野田華奈子

 広島市は18日、11月12~14日にある国際会議「2010年ノーベル平和賞受賞者世界サミット」をPRする懸垂幕(バナー)を中区の平和大通り沿いに設置した。

 縦約180センチ、横約60センチ。白地にグレーの原爆ドームを描き、会議名や日程を記している。高所作業車を使い中島町から富士見町までの1.4キロの沿道に計82枚を取り付けた。

 サミットには、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世や、ゴルバチョフ元ソ連大統領たち歴代受賞者10人と13団体が出席する予定。12、13の両日、市内のホテルで「ヒロシマの遺産―核兵器のない世界」をテーマに議論、14日に平和記念公園で最終宣言を発表する。

(2010年10月19日朝刊掲載)

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