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絵本 平和考えるきっかけに 三原市本郷南 図書館で読み語り

 広島県三原市本郷南のほんごう子ども図書館は5日、平和のおはなし会を館内で開いた。子どもや保護者約40人が参加し、平和をテーマにした絵本の読み語りを聞いた。

 東日本大震災で避難生活を送る小学生の強く生きる様子を描いた絵本など4冊を同館スタッフが読んだ。「1945年8月6日」と書かれたカードを示し、「広島に原爆が落とされた日です。平和について家族で考えてみてください」と呼び掛けた。

 高松市から三原市本郷町に帰省中の小学2年森安晴海ちゃん(7)は「平和な世界がずっと続けばいいな」と話した。

 広島原爆の日に合わせ、この時期に同館が毎年開いている。館内では、原爆や震災に関する絵本約20冊や、スタッフが撮影した震災被災地の写真を月末まで展示している。(山本庸平)

(2014年8月6日朝刊掲載)

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