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復興ヒマワリの取り組み報告 広島で7団体

 東日本大震災の復興のシンボルとしてヒマワリを咲かせる全国運動「福島ひまわり里親プロジェクト」に携わる団体が集う「ひまわり甲子園 中国・四国大会」が6日、広島市中区のアステールプラザであった。中学、高校、大学、地域の4部門で計7団体が取り組みを報告し、あらためて被災地に思いを寄せた。

 広島県内外から約80人が集まった。向原高(安芸高田市)は2011年からプロジェクトに参加。13年に生徒会メンバーが被災地の現状を学ぶため福島県を訪れ、仮設住宅で被災者にお好み焼きを振る舞い、勿来工業高(いわき市)の生徒とも交流を深めたことを発表した。

 島田中(光市)や安芸南高(安芸区)、広島修道大(安佐南区)なども発表。安芸南高2年の曽根田美緑(みのり)さん(16)は「広島も原爆から復興を遂げた。復興に向け、ヒマワリで被災地の皆さんを少しでも励まし続けたい」と話していた。

(2014年8月7日朝刊掲載)

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