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「カープ応援できる平和に感謝」 中国放送がテレビ欄にメッセージ

 新聞の横書きのテレビ欄を縦に読むと「平和に感謝」―。原爆の日の6日、中国放送(広島市中区)が番組予告文に潜ませたメッセージが話題を呼んだ。

 中国新聞などの朝刊に掲載されたプロ野球中日―広島戦の欄。横に読むと「カープ今夜はナゴヤドームで…」となるが、各行の左端だけを「縦読み」すると「カープ応援できる平和に感謝」と読める。

 発案したスポーツ部の桑田晋吾ディレクター(37)は「応援できることが平和の象徴。その喜びを表したかった」。新聞の読者から「感動した」との電話が同社に寄せられたほか、インターネット上でも「泣ける」「この言葉が毎年見られる平和であってほしい」などと反響が相次いだ。

(2014年8月7日朝刊掲載)

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