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折り鶴で児童ら思い受け継ぐ 広島県府中町の慰霊式 被爆69年

 府中町の原爆死没者慰霊式・平和祈念式が、同町本町の榎川河川敷にある原爆慰霊碑前であり、約150人が参加した。

 主催の町民団体が高齢化したため、町が引き継いで2年目。和多利義之町長は「体験を継承し被爆の実相を伝えることが核廃絶と恒久平和に結びつく」とあいさつ。平和への思いを継承しようと、ことし初めて町内の小学6年~中学3年生1750人全員が作った折り鶴が碑前に供えられた。

(2014年8月7日朝刊掲載)

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