伊藤新総監「即応性の向上を」 海自呉で着任式
14年8月8日
海上自衛隊呉地方総監部の新総監に就いた伊藤俊幸海将(56)の着任式が6日、呉教育隊体育館(呉市幸町)であった。呉地方隊の隊員や事務官たち約250人の出迎えを受けた。
儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受け、隊員を巡閲。初の訓示では、中国の日本周辺海域での活動、北朝鮮のミサイル問題などの国際情勢に触れ、「これまで以上の精強性と即応性が求められる」と強調。呉基地の後方支援を担う呉地方隊の指針として「他者のために汗をかけ」と呼び掛けた。
伊藤総監は愛知県出身。5日付で統合幕僚学校長から転任した。(小島正和)
(2014年8月7日朝刊掲載)
儀仗(ぎじょう)隊の栄誉礼を受け、隊員を巡閲。初の訓示では、中国の日本周辺海域での活動、北朝鮮のミサイル問題などの国際情勢に触れ、「これまで以上の精強性と即応性が求められる」と強調。呉基地の後方支援を担う呉地方隊の指針として「他者のために汗をかけ」と呼び掛けた。
伊藤総監は愛知県出身。5日付で統合幕僚学校長から転任した。(小島正和)
(2014年8月7日朝刊掲載)