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教職員を対象に原子力防災研修 松江市

 松江市は11日、市内の小中学校の教職員を対象にした原子力防災に関する研修会を同市学園南のくにびきメッセで開いた。

 小中学校の教職員たち63人が参加。県原子力安全対策課の職員を講師に、放射線の特性を学んだ後、放射線測定器を実際に使ってウラン鉱石などの放射線量の測定に挑戦した。

 また、市職員が、中国電力島根原子力発電所(同市鹿島町)の事故に備え、3月に公表した広域避難計画を解説。事故時には、原則として児童や生徒は学校で保護者に引き渡すことなどを説明した。

 原発5キロ圏にある生馬小(同市西生馬町)の佐藤晴子教諭は「学校の原発事故時のマニュアルに生かしたい」と話していた。

(2014年8月12日朝刊掲載)

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