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台湾の観光客に無線LAN拡充 広島市サービス

 広島市は、市中心部で提供する無料の公衆無線LANサービス「ヒロシマ・フリー・ワイファイ」を、台湾からの旅行者が簡単に利用できるよう拡充した。

 台湾の通信業者と連携。最大都市、新北市の公衆無線LANの利用登録をしていれば、規約の同意や名前の登録などの手続きを省ける。台湾で使われる中国語の繁体字版の案内もサービスの登録ページに加えた。

 サービスは4カ国語対応。原爆資料館(中区)など9施設で提供している。

 市観光政策部によると、市を訪れた台湾の観光客は、2012年の1万9200人から、13年の3万2800人まで1・7倍に伸びた。同部は「外国人観光客が観光地で最も困るのが通信環境。今回の拡充でさらに呼び込みたい」としている。

(2014年8月13日朝刊掲載)

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