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■記者　金崎由美

　１２～１４日に広島市であるノーベル平和賞受賞者世界サミットと、市民主催の関連行事をＰＲするため、中区の基町小の児童が７日、同小から平和記念公園までを練り歩いた。

　児童たちは先月、イラストレーター黒田征太郎さん＝北九州市＝と一緒にサミットのポスターを描いた。黒田さんがサミット前日の１１日に同公園で野外パフォーマンスをすることを知り、「自分たちもサミットを盛り上げよう」と発案した。

　同小出身の中学生、地域住民も含め約３０人が集合。黒田さんと描いたポスターを手に「サミットがあります」と呼び掛け、チラシを配った。中学生はポスターを張ったリヤカーを引いた。６年生の藤原あいりさん（１２）は「サミットと黒田さんの応援がしっかりできた」と喜んでいた。 　同公園では１１、１２日に市民が演奏会や集会を主催。１４日はサミット閉幕行事がある。

（２０１０年１１月８日朝刊掲載）

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