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爪痕今も…被災地伝える 尾道市瀬戸田で東日本大震災写真展

 東日本大震災の被災地の今を伝える写真展が、尾道市瀬戸田町の瀬戸田図書館で開かれている。地元出身の似顔絵画家、宮地真一さん(36)=千葉県浦安市=が撮影した約40枚を展示している。23日まで。

 宮地さんが5月、似顔絵描きのボランティア活動で岩手県釜石市や宮城県南三陸町などを訪ねた際に撮影した。壊れたままの護岸や高く積まれたがれきなど、今も残る被害の爪痕をとらえた写真が並ぶ。

 被災地へ向かう宮地さんに、中岡徹館長が写真提供を依頼。「復興を目指す被災者を忘れることなく、全国から声を送り続けたい」と話している。無料。月曜休館。Tel0845(27)1877。(村島健輔)

(2014年8月16日朝刊掲載)

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