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沖縄戦跡巡る広経大生の姿 呉で写真展

 呉市広市民センター(広古新開)で17日、沖縄の戦争史跡を巡る広島経済大(広島市安佐南区)の学生の旅を追った写真展「オキナワを歩く」が始まる。24日まで。無料。

 ひめゆりの塔、平和の礎(いしじ)、野戦病院となった壕(ごう)など地上戦の悲惨さを伝える史跡や、証言に聞き入る学生の姿など25枚を展示する。同行した北海道の写真家田中正文さんが撮影した。

 同大の岡本貞雄教授(宗教学)ゼミの学生たちは2007年から毎年フィールドワークで訪れている。父親を沖縄戦で亡くし、08年から旅に加わっている呉市広小坪の渡辺敞子(あきこ)さん(73)が写真展の実行委員会の世話人を務める。

 1階ロビーで午前8時半~午後8時。初日は正午に始まり、最終日は午後4時まで。渡辺さんTel090(8065)0118。

(2014年8月17日朝刊掲載)

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