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ガザの惨状を生々しく パレスチナ人留学生提供の写真展 東広島

 イスラエルから攻撃を受けたパレスチナ自治区ガザの現状を撮影した写真展が、東広島市中央生涯学習センター(西条栄町)のロビーで開かれている。広島大大学院のパレスチナ人留学生が集めた20点で、破壊された町の様子を生々しく伝えている。

 工学研究科で学ぶモタズ・サブリさん(28)が、イスラエルの軍事作戦が始まった7月8日以降、知人を通じて集めた。粉々になった町でぼうぜん自失となっている住民や泣き叫ぶ負傷した子ども、攻撃された救急車の写真などが並ぶ。

 市民団体「教育を考える東広島市民の会」の主催。会の中島健代表(67)が広島市中区での別の企画でモタズさんと知り合い、多くの人に関心を持ってほしいと開催を呼び掛けた。

 無料。24日午後1~2時、ロビーでモタズさんが現状や思いを語る会を開く。(新本恭子)

(2014年8月21日朝刊掲載)

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