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広島の味や宮島 クルーズで満喫 県主催、100人参加

■記者 和田木健史

 広島市で開かれているノーベル平和賞受賞者世界サミット(12~14日)の参加者を歓迎する広島県主催の海上クルーズが13日夜、広島湾であった。約100人が、世界遺産の宮島(廿日市市)や瀬戸内海の景色、広島の味を満喫した。

 歴代受賞者では、南アフリカ共和国のデクラーク元大統領とイランの人権活動家シリン・エバディ氏の2人が乗船。広島市南区の県営桟橋を発着し、宮島を巡った。

 船上で湯崎英彦知事は「広島の味と宮島を楽しんでほしい」とあいさつ。広島産の焼きガキが振る舞われた。厳島神社のライトアップに、参加者は興味深そうに見入ってた。琵琶やしの笛のコンサートもあった。

(2010年11月14日朝刊掲載)

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