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原発事故と海 影響を考える 広島で6日シンポ

 広島弁護士会は6日午後1時半~4時、原発事故が自然環境に及ぼす影響について考えるシンポジウム「原発と瀬戸内海~豊かな海を守るために」を広島市中区の広島YMCA国際文化ホールで開く。無料。

 瀬戸内海の環境保護活動に取り組む市民団体「環瀬戸内海会議」の湯浅一郎顧問が講演。福島第1原発事故のデータを基に、伊方原発(愛媛県伊方町)や島根原発(松江市)で事故が発生した場合、海にどれくらい放射性物質が流れ込むかを独自に分析した結果を説明する。

 続くパネル討論では、湯浅顧問と京都大大学院の加藤真教授(生態学)、中国電力が原発建設を計画している山口県上関町の山戸貞夫町議が意見を交わす。広島弁護士会Tel082(228)0230。

(2014年9月3日朝刊掲載)

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