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強制収容所の服 初めて展示 福山 アンネ生誕85年で企画展

 アンネ・フランク(1929~45年)の生誕85年を記念した企画展が2日、福山市御幸町のホロコースト記念館で始まった。10月4日まで。

 先月寄贈された、ナチスの強制収容所で着られていたとみられる縦じまの服を初めて展示する。20日まではアンネが幼少期に愛用したスプーン、24日からはアンネが使った切手入れなどを含め、約20点を並べる。

 アンネの隠れ家での生活やユダヤ人大虐殺(ホロコースト)などについても29枚のパネルで紹介している。

 吉田明生副館長は「アンネとホロコーストについて、より多くの人に、より深く知ってほしい」と話している。日、月曜と祝日は休館。午前10時半~午後4時半。無料。Tel084(955)8001。(小林可奈)

(2014年9月3日朝刊掲載)

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