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被爆者医療を学ぶ 韓国の看護師5人

■記者 教蓮孝匡

 被爆者医療を学ぶため韓国の看護師5人が16日、広島市中区の広島原爆障害対策協議会を訪れた。県や市でつくる放射線被曝(ひばく)者医療国際協力推進協議会(HICARE)が招いた。

 看護師5人は、対策協議会の健康管理・増進センターの佐々木英夫所長から放射線の人体への影響の説明を受けた。移動健診車にも同乗し、実際の健診も視察した。

 ソウル赤十字病院の李真淑(リジンスク)さん(45)は「学んだことを職場の医師たちに伝え、韓国の被爆者のために役立てたい」と話していた。5人は19日まで広島赤十字・原爆病院(中区)などで研修を続ける。

(2010年11月17日朝刊掲載)

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