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インドネシア議員団視察 広島の原爆資料館

■記者 永山啓一

 外務省の招きで来日しているインドネシアの国会議員3人が20日、広島市中区の原爆資料館を視察した。

 3人は、杉浦信人副館長の案内で展示品を見て回った。壊滅した市街地の様子を伝える模型の前では、「爆心地から周囲2キロの木造家屋は全壊した」との説明に、沈痛な表情で聞き入っていた。

 ムハマッド・アザリ議員(46)は「悲劇的な被害を伝える展示に衝撃を受けた。二度と核兵器の被害があってはならないという思いを強くした」と話した。

 一行は19日に来日。京都や東京なども訪問し、26日に帰国する。

(2010年11月21日朝刊掲載)

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