ニュース

　沖縄県の米空軍嘉手納基地で４日、米軍ＡＶ８Ｂハリアー攻撃機が着陸時に出火したのを受け、岩国市の市民団体「住民投票を力にする会」は５日、同型機の飛行停止を米軍などの関係機関に求めるよう市に申し入れた。

　メンバー１０人が市基地政策課を訪問。担当者に申し入れ書を手渡し、事故原因などの情報を速やかに入手して市民に伝えることや、同型機の飛行停止などを求めた。市側は「飛行停止（の要求）は、原因が分かった時点で判断する」と答えた。

　米軍によると、出火したハリアーは第３１海兵遠征部隊に所属。米海兵隊岩国基地にも同型機が６機配備されている。

（２０１４年９月６日朝刊掲載）