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中高生が慈善演奏会 平和市長会議に協力 南区

■記者 金崎由美

 広島市の中高生が12月11、12の両日、平和市長会議(会長・秋葉忠利市長)に協力する慈善コンサートを市留学生会館(南区)で開く。同会議が核兵器廃絶へ推進する「2020ビジョンキャンペーン」を応援するのが目的。収益を寄付する。

 原爆資料館(中区)などが今夏開いた平和講座「中・高校生ピースクラブ」の受講生たちが実行委員会を結成。広島平和文化センターのスティーブン・リーパー理事長が協力し準備を進めている。

 コンサートは、11日午後1時から舟入高(中区)の生徒が中心になってJポップの曲などを披露。12日は午後1時から広島音楽高(西区)、AICJ高(安佐南区)の生徒を中心に、中学生も加わってクラシック音楽を演奏する。12日は被爆体験の証言もある。

 実行委員長のAICJ高2年姜ヘンリー君(17)は「生徒手づくりのコンサートを通じて核兵器廃絶への思いを発信したい」と話す。

 1日券800円(高校生以下600円)2日券1500円(同1200円)で、いずれも会場で販売する。11日午後5時半からのパーティー券付きは要予約。実行委の阪谷さんTel080(6337)9509。

(2010年11月26日朝刊掲載)

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