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交流の印 アオギリに献水 松江で島根・広島間税会

 消費税などの納税者と行政のパイプ役を担う島根、広島両県の間税会連合会は20日、松江税務署の入る松江地方合同庁舎(松江市向島町)の被爆アオギリ2世に、広島平和記念公園(広島市中区)の「平和の泉」の水を献水した。

 両県連合会所属の間税会は情報交換のため交流を続けており、アオギリは2010年7月、広島西間税会が被爆アオギリの種を育てた苗木を、交流の証しとして松江間税会と植樹した。

 献水式には広島県側の久保弘睦会長と島根県側の大谷厚郎会長、同署の岡村元治署長たち27人が出席。久保会長が同日早朝にくんだ水をアオギリに注ぎ、交流を確認した。

 高さ1メートルだった苗木は4年余りで1・6メートルに成長。久保会長は「大切に管理されていると感じた。これからも両県連合会のつながりを強めたい」と話していた。(松島岳人)

(2014年9月21日朝刊掲載)

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