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マグサイサイ賞 秋葉市長を祝福 地元各界900人

■記者 金崎由美

 広島市の秋葉忠利市長のマグサイサイ賞受賞を祝う会が2日夜、広島市南区のホテルであった。地元各界から約900人が出席した。フィリピンの元大統領にちなむ同賞は「アジアのノーベル賞」と呼ばれる。

 広島市議会の藤田博之議長と、広島商工会議所の大田哲哉会頭が開催を呼び掛けた。発起人は両氏をはじめ、政治や経済、平和、文化、スポーツなど各種団体の関係者、広島県の湯崎英彦知事たち計73人が名を連ねた。会費は1万円。剰余金は、秋葉市長が会長を務める平和市長会議に寄付するという。

 祝う会は非公開。出席者によると、秋葉市長は「被爆者と広島、長崎両市民の代理で受賞した。皆さんの力で核兵器廃絶への方向性をつくってほしい。私も全力を尽くす」と話した。市長は8月31日にマニラであった授賞式に出席した。賞金は5万ドル。核兵器廃絶への国内外での取り組みが評価されての受賞だった。

(2010年12月3日朝刊掲載)

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