×

ニュース

三次の中学生が訪米成果報告 カーター氏と面会

 三次市の友好都市米国ジョージア州アメリカス市を8月に訪問した中学生が、三次市甲奴町のジミー・カーターシビックセンターで報告会を開いた。

 訪問団には甲奴、十日市、吉舎、塩町、布野の5中学校の3年生25人が参加。ホームステイをしながら8月5~12日の日程を過ごした。ジミー・カーター元大統領との面会や、現地の中学校での三次どんちゃんの踊り披露、ホストファミリーとボウリングへ行ったことなどを1人ずつ発表した。

 甲奴中の近藤百音花さん(14)は「英語がうまく話せなくても、話そうと努力することが大事と分かった」と報告。布野中の吉迫優汰君(14)は「カーター元大統領に『なぜ大統領になったのか』と英語で尋ねると『平和な国を保つため』と返事をもらったことが自信になった」と語った。

 アメリカス市との交流は、カーター元大統領が1990年、旧甲奴町を訪れたのを機に生まれた。(野平慧一)

(2014年9月26日朝刊掲載)

年別アーカイブ