×

ニュース

人権政策の確立へ 福山で広島県民集会

 2014部落解放・人権政策の確立を求める広島県民集会(実行委員会主催)が28日、福山市佐波町の市人権交流センターであり、約500人が参加した。

 全体集会で、実行委の川崎卓志委員長が「安倍政権が集団的自衛権行使容認を閣議決定するなど、日本の平和と人権をめぐる状況は戦後最悪。私たちの役割と責任がますます大きくなっている」と呼び掛けた。県に対し、戸籍の不正取得を防止する取り組みの強化などを申し入れることを確認した。

 広島市立大広島平和研究所の河上暁弘准教授(憲法学)が「平和憲法と集団的自衛権」と題して基調講演。「差別の実態と解放運動」や「平和・人権と連帯」など5分科会に分かれ、意見を出し合った。

(2014年9月29日朝刊掲載)

年別アーカイブ