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都市防災や復興考える 広島市中区で日韓シンポ

 広島市と韓国・ソウル市の「復興と未来」をテーマにしたシンポジウムが2日、広島市中区の広島国際会議場であった。駐広島韓国総領事館と市立大の共同主催。自治体職員や学生たち約100人が参加した。

 防災都市計画研究所(東京)の村上處直(すみなお)会長は講演で、都市防災の在り方について「都市計画の段階から総合的に考えるべきだ」と指摘。広島土砂災害の被災地の視察を踏まえ、「痛みの中から生まれる知恵もある。現場を歩き回り、災害から学んでほしい」と話した。

 中国新聞社の西本雅実編集委員は、平和記念公園(中区)の成り立ちを通じて、復興の道のりを紹介した。ソウル市の都市政策に携わった専門家の講演もあった。

(2014年10月3日朝刊掲載)

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