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前田さんトーク コイ党沸く 広島 ちゅーピーまつり盛況

 「中国新聞ちゅーピーまつり」は最終日の5日、元広島東洋カープ選手の前田智徳さん(43)のトークショーや平和を考えるイベントを繰り広げた。雨模様の中、会場の旧広島市民球場跡地(広島市中区)には家族連れたち約3万2600人が訪れ、2日間の来場者は計約8万5100人となった。

 前田さんはステージに詰め掛けた大勢のファンを前に、今季のカープの戦いぶりを解説。クライマックスシリーズ(CS)の展望について「ことしは選手が成績を残したので、自信になったはず。前向きに挑戦してほしい」と古巣にエールを送った。

 平和な世界の実現に向けて取材や活動をしている中国新聞ジュニアライターもステージで「ピース検定」を実施。「現役の被爆電車は何両あるか」など平和に関する知識を来場者に尋ね、答えを詳しく解説した。

 まつりのフィナーレは会場全体でのよさこい総踊り。来場者も鳴子を手に取り、広島、山口、高知県などのよさこいチームのメンバーと一緒に踊りを楽しんだ。

 期間中、子ども向けの大型遊具も人気を集め、高さ9メートルの滑り台と「ちゅーピーふわふわドーム」には長い行列ができた。ご当地グルメや木工、整体など計93のブースもにぎわった。会場入り口近くでは、中国新聞社と中国新聞中国会連合会が広島土砂災害の被災者を支援する義援金を募った。(山本乃輔)

◇お礼◇

 「ちゅーピーまつり」は5日、盛況のうちに終了しました。多くの方々にご来場いただき、ありがとうございました。関係各位のご協力に心からお礼申し上げます。 中国新聞社

(2014年10月6日朝刊掲載)

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