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野球 一層の国際交流を 岸田外相 比・越の若者と面会

 野球の国際交流で来日したフィリピンとベトナムの若者10人が6日、外務省を訪れ、岸田文雄外相と面会した。5日に東京都内で野球教室を開いた日本プロ野球名球会の副理事長で、広島東洋カープの山本浩二元監督も同席し、今後の活躍や一層の交流を期待した。

 岸田氏は、ユニホーム姿の10人に「野球の裾野を広げ、国際大会にもどんどん出場してほしい」と激励。山本元監督は「野球教室では有望な若者もいたと聞いている」とエールを送った。

 フィリピン・マニラ市から来たパスカル・ルイス君(16)は「文化や食事も含めて、素晴らしい思い出になった。また日本に戻ってきたい」と8日間の滞在を振り返った。

 一行を含む両国の50人は、安倍政権が進めるアジアを中心とした青少年交流事業の一環で来日した。(藤村潤平)

(2014年10月7日朝刊掲載)

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