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日中韓 平和願い演奏会 24日広島市中区 出演の西本君ら会見

 「広島平和演奏会 希望のしらべ」が24日午後6時半から、広島市中区のアステールプラザである。日本と中国、韓国の若手音楽家計10人が核兵器廃絶や平和への願いを込めて歌や演奏を披露する。

 クラシックの15曲を予定。東区出身のバイオリニスト小島燎さんたちの三重奏や、中国の大学院生のバリトン独唱、韓国の高校生のチェロ独奏がある。

 出演者を代表し、アジアのピアノコンクールで優勝経験がある楽々園小6年西本裕矢君(12)=佐伯区=が6日、市役所で記者会見。「戦争と平和をテーマに曲を選んだ。心に届くよう最高の演奏をしたい」と話した。

 演奏会は、廿日市市のチェンバロ奏者光井安子さんたちが核拡散防止条約(NPT)再検討会議に合わせ2010年に米ニューヨークで初開催。広島市では13年4月に続き2回目で、地元文化人らの実行委員会が催す。前売りは一般3千円、高校生以下2千円。実行委Tel090(1688)6091=岩崎さん。(菊本孟)

(2014年10月7日朝刊掲載)

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