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「竹島の日」の閣議決定訴え 島根県議会が意見書

 島根県議会(定数37、欠員2)は10日、日韓両国が領有権を主張する県の竹島(韓国名・独島(トクト))について、2005年に独自に制定した「竹島の日」の閣議決定を政府に求める超党派の意見書を賛成多数で可決した。

 議長と欠席1人を除く33人で採決し、賛成31、反対2だった。共産党県議団が「問題解決には日韓の緊張関係を激化させることを慎むべきだ」と反対した。

 県議会は05年3月、県が竹島の領土編入を告示した2月22日を竹島の日とする条例案を可決。06年から毎年同日、県などと松江市で記念式典を開いている。

(2014年10月11日朝刊掲載)

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