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秘密保護法施行「一緒に反対を」 広島の市民団体

 広島市内の市民団体「秘密法廃止!広島ネットワーク」と「広島県9条の会ネットワーク」は10日、中区の本通り商店街で、特定秘密保護法の施行に反対する街頭活動をした。

 両団体のメンバーたち約20人が参加。横断幕やのぼりを掲げ、特定秘密保護法の12月10日施行を目指す安倍政権を批判。演説で特定秘密の漏えいに最高懲役10年を科す規定などの問題点を指摘し、「国民の知る権利や報道の自由が失われる。一緒に反対の声を上げよう」と訴えた。

 参加した南区の主婦一柳みどりさん(56)は「法施行で報道機関が萎縮し、正しい情報が伝わらなくなるのが心配。廃止に向け、広島でできることに地道に取り組みたい」と話した。

(2014年10月11日朝刊掲載)

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