永田町発 Weekly 自民党・高村正彦副総裁(山口1区)/次世代の党・坂元大輔青年局長(比例中国)
14年10月14日
自民党・高村正彦副総裁(山口1区)
米や中韓と関係を強化
「日米同盟は、両国にとって死活的に重要との認識で一致した」。8日、与野党幹部と来日中のラッセル米国務次官補が懇談した内容を、党本部で記者団に説明した。
ラッセル氏からは「国民感情を乗り越え、日韓関係を改善してほしい」と要請されたと明かし、集団的自衛権の行使を可能にした閣議決定などについて、中国も含めて丁寧に理解を求めていく意向を示した。
一方で「日米同盟が強固であるほど、日中関係の改善にも資する」と述べ、対米関係を最重視する安倍政権の姿勢も強調した。
次世代の党 坂元大輔青年局長(比例中国)
自主憲法の必要性発信
「所属国会議員で最年少の私の案が党名に採用された。政治が先送りしてきた問題に正面から取り組む姿勢と意志を込めた」。東京・有楽町で8日、党幹部たちと街頭演説会に臨み、8月に結党したばかりの党をアピールした。
将来世代の視点に立った政策の実現を目指すという同党。基本政策で真っ先に掲げるのは自主憲法の制定だ。「現行憲法が妨げになって、われわれの生活や命が脅かされることが実際に起きている。分かりやすい、具体的な形で、自主憲法制定の必要性を国民に発信していく」
(2014年10月12日朝刊掲載)