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サミット誘致へ要望書 広島 推進協、外務省に提出

 2016年に日本で開かれる主要国首脳会議(サミット)の広島市への誘致に向け、広島県や市、広島商工会議所でつくる推進協議会は14日、安倍晋三首相と岸田文雄外相宛ての要望書を外務省に提出した。

 市によると、湯崎英彦知事、松井一実市長、深山英樹会頭が外務省で担当者たちに会い、要望書を届けた。各国の為政者が被爆の実態に触れ、平和への思いを共有する機会として、市が「迎える平和」を提唱している点を説明。「日本が国際社会の平和と発展に貢献する国家であると、全世界に向けて強力にアピールするために広島は最もふさわしい場所」と広島での開催意義を訴えた。

 また、市によると、今月2、3日に外務省の担当者が市を訪れ、開催計画案で首脳会議場とするグランドプリンスホテル広島(南区)や、政府代表団宿舎のリーガロイヤルホテル広島(中区)などを視察した、という。(川手寿志)

(2014年10月15日朝刊掲載)

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