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途上国支援 重要性訴え 国連訪問の中学生、報告会 福山

 日本青年会議所(JC)主催の少年少女国連大使の一人として、米国ニューヨークの国連本部などで研修を受けた福山市の福山中1年、藤井滉太郎君(13)が14日、同校で報告会を開いた。途上国支援の重要性などについて訴えた。

 同級生約120人を前に、アフリカで流行しているマラリアを防げないのは貧困が原因などと報告。募金を集め、現地に蚊帳を送る活動が広がっていることなどを紹介し「一人一人が関心を持てば世界が変わっていく」と訴えた。

 同大使は、国際貢献できる人材育成を目的に日本JCが2011年から毎年派遣している。藤井君は7月22日から同28日までの日程で、全国の小6~中3の計30人の一員として参加。米国の同年代の子どもと一緒に貧困や環境問題について国連職員たちから学んだ。(安部慶彦)

(2014年10月15日朝刊掲載)

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