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平和市長会議に協力 演奏会の収益 中高生が寄付

■記者 金崎由美

 平和市長会議の核兵器廃絶運動「2020ビジョンキャンペーン」に協力するコンサートを開いた中高生8人が7日、広島市役所を訪れ、会長を務める秋葉忠利市長に収益金7万2020円を贈った。

 コンサートの実行委員長を務めたAICJ高2年姜ヘンリーさん(17)が、秋葉市長に収益金を入れた封筒を手渡した。感謝状を贈った秋葉市長は「若い皆さんの活動に勇気づけられた。これからも平和のため行動してほしい」と喜んだ。

 姜さんは「赤字にならないか心配だったけど、思った以上にたくさんの人たちが来て、平和について感じてくれた」と話していた。

 8人は、原爆資料館(中区)が昨夏開いた平和講座「中高生ピースクラブ」の受講生。実行委をつくり昨年12月11、12の両日に市内でコンサートを開いた。

(2011年1月8日朝刊掲載)

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