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高校生、英語で原発議論 山口 ディベート大会 28人出場

 山口県高校生英語ディベート大会が1日、山口市秋穂二島の県セミナーパークであった。徳山高(周南市)や山口高(山口市)など4校から5チーム、28人が出場した。

 県教委の主催。優勝した宇部高(宇部市)は、12月13、14の両日に浜松市である全国高校生英語ディベート大会に出場する。

 全国大会と同じ「日本政府は原子力発電所を廃止すべき」を議題に、予選では各チームが賛成と反対の立場にそれぞれ1回ずつ立ち、高校生たちが英語で賛否を論じ合った。

 徳山高は理数科2年金谷暁さん(17)=田布施町=が仲間に声を掛け、5人で有志のチームをつくった。環境省や世界保健機関(WHO)のウェブサイトなどで情報収集をして本番に挑んだ。金谷さんは「賛成・反対の両方で納得できる資料を探すのが大変だった。英語で表現できないもどかしさもあった」と振り返った。(宮野史康)

(2014年11月2日朝刊掲載)

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