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被団協が抗議文 米核性能実験

 日本被団協は5日、米国が9、10月に核兵器の性能を調べる実験を繰り返していたのを受け、オバマ大統領宛ての抗議文を在日米大使館にファクスで送った。

 声明では「度重なる核実験を断じて許すことはできない」と強調。核兵器の非人道性が注目され、廃絶を求める声が高まっている中で「核兵器の使用を前提とする確証実験を行った」と非難した。

 その上で、オバマ大統領が掲げる「核兵器のない世界」の速やかな実現をはじめ、来年春にニューヨークである核拡散防止条約(NPT)再検討会議を成功させるよう求めた。

(2014年11月6日朝刊掲載)

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