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宮島の高砲台跡 見学しよう 22日 植物や近代史解説

 環境保護団体「宮島地区パークボランティアの会」は22日、宮島(廿日市市)北東部に旧陸軍が築いた「鷹ノ巣高砲台」跡の見学会を開く。

 砲台は明治時代、日露戦争に備えて広島湾への敵艦船の侵入を阻止するため、鷹ノ巣山の山頂近くに旧陸軍が建設した。砲座や司令室の跡が今に残り、会員が倒木や雑草を取り除く活動を毎年続けている。

 当日は午前9時半、包ケ浦自然公園管理センター前に集合し、高砲台跡を目指す。会員が同行し、宮島の植物や近代史について解説する。

 参加費は保険代込みで500円。17日までに申し込む。定員30人で応募多数の場合は抽選となる。環境省広島事務所Tel082(223)7450=平日のみ。

(2014年11月13日朝刊掲載)

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