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被爆体験 保育所で語る 福山の広中さん

 福山市手城町の被爆者、広中正樹さん(75)が12日、同市川口町の川口西保育所で被爆体験を語った。

 広中さんは5歳の時、爆心地から3・5キロの広島市西区の小川で遊んでいて被爆した。原爆ドーム近くの電車内で被爆した父は全身やけどを負い、翌7日に亡くなった。

 広中さんは自分の体験を、絵や写真とともに、年長の園児36人に説明。「戦争を絶対にしたらいけない。命を大切にしてください」と語りかけた。

 光成一真ちゃん(6)は「人が殺される戦争はやらない方がいい」と話していた。(小林可奈)

(2014年11月13日朝刊掲載)

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