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平和教育 在り方探る パレスチナの教員らと 南区のNPO

 パレスチナ自治区で教育支援に取り組む広島市南区のNPO法人ピースビルダーズが15日、中区のアステールプラザと現地をインターネット電話で結び、平和教育について意見を交わした。

 平和教育の在り方を探るパレスチナの小中学校の教員や市民団体の8人に対し、広島の学生たち9人が「広島で教育を受けたからこそ原爆や平和に興味を持てるようになった」などと思いを語った。

 東区の団体職員広目千恵美さん(29)は「お互いの平和教育が充実するように今後も交流したい」と話した。

 意見交換に先立ち、法人スタッフの広本のどかさん(27)が、現地で取り組んでいる演劇を通じた子どもの心のケアや、平和教育プログラムの内容を報告した。(永里真弓)

(2014年11月16日朝刊掲載)

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