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ルワンダ原爆展 反響を紹介 中区

 国際支援などに取り組む市民や団体が集う「国際交流・協力の日」が16日、広島市中区の広島国際会議場と周辺であった。母国ルワンダで原爆展を開いたNPO法人理事長、永遠瑠(とわり)マリールイズさん(49)=福島市=が講演し、悲劇を伝え続ける大切さを訴えた。

 マリールイズさんは、1994年にルワンダで起きた大虐殺による内戦から逃れて来日。ことし8月には青年海外協力隊の有志と母国で原爆展を開いた。ヒロシマの惨状に驚く来場者の反響を紹介し、「世界平和のためには、互いの歴史と痛みを分かち合い、伝えることが大切だ」と呼び掛けた。

 広島平和文化センターが主催。東区出身で平和活動に取り組むシンガー・ソングライター玉城ちはるさんのライブなどもあった。(西村萌)

(2014年11月17日朝刊掲載)

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