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原爆養護ホームにTVや寄付金贈る 競輪選手会広島

■記者 金崎由美

 日本競輪選手会広島支部は3日、慈善オークションの収益金で購入した32型テレビ2台と寄付金2万円を広島市中区の原爆養護ホーム舟入むつみ園に贈った。

 安田光義支部長(45)と森江信行副支部長(49)が訪れ、入所者の上川時治さん(76)に目録を贈呈した。広島支部は2004年から毎年、広島競輪場(南区)で12月にある「ひろしまピースカップ」でオークションを実施し、同園などにテレビやベッドを寄贈している。

 今回は、選手が出品したバッグやタオルなどの落札金14万100円を活用した。テレビは園内の集会室に置かれる。安田支部長は「大会名の通り、選手が平和の大切さを考える機会になっている。被爆者のため少しでも貢献したい」と話していた。

(2011年2月4日朝刊掲載)

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