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広島復興「学びたい」 アフガン閣僚 平和公園を訪問

■記者 山本乃輔

 アフガニスタンのモハンマド・ウマル・ダウドザイ大統領府官房長(53)が5日、広島市中区の平和記念公園を訪れ、原爆慰霊碑に花を手向けた。

 原爆資料館では前田耕一郎館長から、今も放射線の後遺症に苦しむ被爆者の実情を聞いた。熱線に焼かれた被爆者の写真に接し、手で顔を覆った。ダウドザイ氏は「広島の復興の歴史を、内戦が続いたアフガニスタンの再建に生かしたい」と話していた。

 主要閣僚のダウドザイ氏は外務省の招きで来日し、本人の希望で初めて広島を訪問した。

(2011年2月6日朝刊掲載)

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