核兵器禁止条約 実現へ署名集め 原水協が開始
11年2月17日
■記者 金崎由美
日本原水協は15日、核兵器禁止条約の実現を目指すよう各国政府に訴える署名集めを全国で開始した。広島市では県原水協などが中区で発表集会を開き、潘基文(バンキムン)国連事務総長から寄せられたメッセージが読み上げられた。
平和団体や被爆者団体などから約90人が出席。沢田昭二代表理事が「核兵器禁止条約の(実現に向けた)交渉が始まれば、廃絶へ大きく前進する。力を結集しよう」と訴えた。続いて「昨年、広島の平和記念式典に出席し、核兵器のない世界の実現へすべての力を発揮すべきだと確信を強めた」との潘事務総長のメッセージが紹介された。
署名集めは期限を設けない。当面は10月の国連総会への提出を目指す。
(2011年2月16日朝刊掲載)
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原水協 新たに署名活動 核廃絶訴え 15日から (11年2月 3日)
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平和団体や被爆者団体などから約90人が出席。沢田昭二代表理事が「核兵器禁止条約の(実現に向けた)交渉が始まれば、廃絶へ大きく前進する。力を結集しよう」と訴えた。続いて「昨年、広島の平和記念式典に出席し、核兵器のない世界の実現へすべての力を発揮すべきだと確信を強めた」との潘事務総長のメッセージが紹介された。
署名集めは期限を設けない。当面は10月の国連総会への提出を目指す。
(2011年2月16日朝刊掲載)
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